2010年12月30日木曜日

年賀状

年賀状・・・。そういえば昨年は、お仕事で疲れ果てていたのと(大学職員のお仕事もしていたので)年末にピアノが納品されて部屋の片付けに追われていたのが重なって、年が明けてからコンビニで年賀状を買ってきて、箱根駅伝を見ながら書くというような、呆れた状況になってしまったのでした。

そんな我が身を反省し、今年こそは元旦着で出すぞ!と思っていたのに、いつの間にやらあれよあれよと言う間に日は過ぎて・・・。もうすっかり年末なのでございます。

私は、マスキングテープやスタンプやかわいい布を集めるのが好きで、日頃からカードを作ったり手帳に貼ったりして遊んでいます。せっかくなので、今年はその趣味を生かして年賀状を作ってみることにしました。

なかなか華やかな感じに出来上がったのですが、いざプリンタでスキャンしてみると光って色が飛んでしまって…全体的にうすーくなってしまいました。直し方もよく分からないので、そのままハガキにプリントしました。なので、年賀状もうすーい色です。(涙)
何かいい方法をご存知の方はぜひお教えください♪

A Happy New Year! (原本)

2010年12月22日水曜日

クリスマスですね

明日が今年最後のレッスンです。年明けは、生徒さんのご都合やレッスン回数の調整等が重なって、少し遅めの11日からのスタートです。

いよいよ明後日はクリスマスイブですね。子どものころは、サンタさんがくる!と思うだけでドキドキして、なかなか寝られなかったものです。「うちには煙突がないけどサンタさんはどこからおうちに入るの?」と母に聞いたら「換気扇からよ」と言われた記憶があります。すごいですよね。サンタさんは何だって出来ちゃいますよ。

レッスン室のアドベントカード(24個窓のついたクリスマスカード)も、明日の生徒さんで全部の窓が開きます。

私は一応(不真面目な)クリスチャンですので、24日の夜は教会のイブ礼拝へ出席します。子どものころは「サンタさんのやってくるクリスマス」でしたが、最近では「イエスさまのお誕生日のクリスマス」になりました。昔も今も、「喜び」の日であり、心に「希望」が与えられる温かな日であることに変わりありません。

大人になればなる程、様々な悩みがあったり、心に痛みを抱えていたり、体に疲れを感じていたり…と、日々の生活は明るいことばかりではないかもしれませんが、クリスマスが、ほんの一筋でも希望の光を見出すことができたり、あたたかな気持ちになれる日であると良いなと思います。どうぞ素敵なクリスマスをお過ごしください☆*☆*☆*

2010年12月13日月曜日

玉井さん&カンタ氏のデュオリサイタル

大阪のフェニックスホールへリサイタルを聴きに行きました♪

「玉井菜採&ルドヴィート・カンタ デュオリサイタル 」
  ~二つの楽器 八本の弦が紡ぐ豊穣な世界~ 











ヴァイオリンとチェロのデュオリサイタルでした。
私は昔からチェロの音は大好きだったのですが、ヴァイオリンは音色が甲高くて少し苦手だと思っていました。が、この玉井菜採さんの音色は全然違っていて、目からウロコ状態でした。それも特大のウロコ。。。

ヴァイオリンってこんな柔らかい音なんだ!と衝撃を受けました。弦と弓が擦れるような音もなく、小さな音でもホール中に柔らかく響き渡って、大きな音でもちっとも煩くなくて。どこにも角のない音。絶えず響きを持っている音。あまりに自然な音なので聴いているといつの間にかこちらの体も緩んでいくような音。上手に表現できなくてごめんなさい。

私はこんなヴァイオリンの音は聴いたことがありません。チェロよりも深く太い音色に聴こえる時があったのですよ。(楽器の大きさを考えても物理的にはあり得ないことなので、奇跡を見ているのかと本当に驚きました。)一夜にしてファンになりました☆

カンタ氏のチェロも素敵でした。体に余分な力がちっとも入らず驚くほど自然にチェロを弾いておられる姿に見入ってしまいました。途中で何か器具を弦に取り付けて音色を変えて演奏されていたのですが、その器具を取り外す際、かなり豪快に「ブチッ!」と引っ張っている様子に笑ってしまいました。そこまで(その後も)ものすごく繊細に演奏されていたのに、いきなり乱暴にブチッ!(笑)ですから。いやー、外人さんならではの豪快さというか、良い意味でのアバウトさが、なんとも言えずチャーミングでした。

お二人の演奏を聴きながら「体の重心」ということをあらためて考えさせられました。「重心が定まっているからこそ体も音も自由に解放される」ということがあります。今まさに私自身が模索していることなのですが…。また、別の機会にblogに書いてみたいと思います。

2010年12月9日木曜日

先生

大学時代の先生(スヴェトラ・プロティッチ先生)が、アメリカから一時的に日本に戻られることになりました。大学時代の先生というというよりは、幼い頃から時々レッスンに行かせてもらっていた憧れの先生でなおかつ大学で師事した先生、と言う方が正確かな…。とにかく、大大大尊敬している先生です。

ずーっとロサンゼルスに居られると思っていたのに、先日来たメールではテキサスだそうです。全然違うし…どうなってるんだよ私の耳…と、自分の英語力の乏しさに落胆するより驚いています。。。

1月に戻ってこられるということなので、お正月返上で練習しなくては…。曲も決めていないし…。焦る焦る。「kill you」と言われないようにしないと。(1度だけ先生に言われたことがあるのです)先生にお会いできるのは本当に嬉しいですが、レッスンのことを考えるとドキドキしますね(^^;;)

2010年12月6日月曜日

冬のミニコンサートが終わりました。

先日このblogでお知らせしていました「冬のミニコンサート」は、無事に終了いたしました。。この日までがんばってきた生徒のみなさんには拍手!また、日頃から多大なるお支えを頂いております保護者の皆様方にはあらためて感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

当日は、頑張って弾けた子、泣いちゃって弾けなかった子、いろいろありましたが、どの生徒さんにとっても、これらの経験が良い方向に生かされるように…と願っています。

演奏後は、みんなでクリスマスケーキを食べたり、アドベントカード(カードに作られている窓を24日まで毎日開けてゆくクリスマスカードのこと)を開けたり、プレゼントを渡したり、しました。

来年の発表会は、もっともっと大きな舞台です。うまくいってもいかなくても、勇気を出して「チャレンジ」することが大切です。今回じょうずに弾けた子は次にもっと良い演奏ができるように、今回勇気が出せなかった子は出せるように、それぞれに頑張って進歩しましょう。

2010年11月6日土曜日

伴奏のお話から、徒然なるままに…

今日は、ある声楽家の方の伴奏で本番がありました。3年くらい前にも何度か一緒に舞台に立たせて頂いたことがあるのですが、今回はその方が母校での音楽会に出演されるということで、大阪にある寝屋川高校まで行き、久しぶりにご一緒させていただきました。

高校の音楽の先生が主催されている会で、在校生から卒業生までたくさんの教え子さんたちが出演されていました。私たちの出番は一番最後だったので、間際まで客席で色んな演奏を聴くことができて、とても楽しい時間でした。

大学の教育学部の音楽を目指す受験生、音大のピアノ科を目指す受験生、音楽が好きで作曲をしている生徒さんの作品発表など色んな道へ歩もうとする在学生、また、それらの道に進まれた大学の学生さんや、大学を卒業されたプロの方々、などなど、多種多様な演奏を聴くことができました。


色んな世界で、色んな方法で、それぞれに音楽と向き合っておられる方々を見ると、自分自身の音楽に対する姿勢を問い直されるような思いになります。大学時代の同期の友人がこの高校の卒業生で、驚きの再会を果たしました。彼女の演奏を久しぶりに聴くことができたのもとても嬉しいことでしたし、エネルギーをもらったような気がします。

自分たちの演奏は、色々と課題が見つかる演奏となりました^^; 23日に同じ曲でもう一度ご一緒に舞台に立たせていただくのですが、それに向けて良い機会になったと思います。


色んな舞台に立っていると、大成功の時もありますが、反対に失敗だったなーという時も、もちろんあります。

練習をサボり不真面目に取り組んで“するべくしてした失敗”は、当然「ダメな失敗」として猛烈に落ち込み反省するべきですが、ものすごく力を尽くしたのにうまくいかないことだって、人間ですから当然あります。それは残念なことですし大きく落胆もしますが、努力した中での失敗なら必ず次に繋がりますし、頑張るエネルギーだって必ずまた湧いてきます。「成長するための失敗」は決して「後退」ではありません。

私自身、どの舞台に対してもそういった気持ちで取り組むことができるよう心がけていますし、生徒さんに対しても同じように伝えていけるといいなと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

伴奏の練習をしながら「あーでもないこーでもない」と悩んでいた時に、母からこんなことを言われました。

『あなた(私)伴奏は、ときどき遠慮しすぎて物足りないときがある。もちろん“伴奏の域”を超えてはいけないけれど、お互いの音楽性がぶつかり合ってどちらかが霞んでしまうことがあっても、それはどちらかの力が足りないだけのこと。伴奏であろうが何であろうが、「違う」音楽は「違う」のだから。遠慮して合わせるだけではダメなのよ。思い切って弾きなさい。』

なるほどなーと思いました。そしてこの言葉からも、自分自身の音楽を深め続けなければならない意味を、ますます考えさせられました。

すこし難しい内容になってしまいましたが、つまり、もっともっと努力し続けなければならないということ、ピアノを演奏し続けていきたいと願うなら道のりはまだまだずーっと続いていますよ、ということだと思っています。一生勉強ですね!

2010年10月22日金曜日

冬のミニコンサート

すっかり秋になりましたね…と言いたいところですが、日中は汗をかくほど暑かったり、沖縄の方では台風による深刻な被害が起こっていたり、なんだかよく分からない気候ですね。予報では来週あたりから急に寒くなるらしいですよ。寒いのが苦手な私にはあまり嬉しくないニュースでした。

なかなかblogを更新できませんでした。
時々のぞいて下さっている方々、大変申し訳ありません…!

12月5日(日)に、「冬のミニコンサート」と題して、小さな発表会をひらくことになりました。場所は、いつものレッスン室です。参加者3名(保護者除く)だけという、予定していたよりもちいさな会になってしまったのですが、考えてみればもともと「来年の発表会へむけて、人前で弾く練習をしましょう」という主旨のもと計画したものでしたので、結果的にはちょうど良かったかなと思っています。

どの生徒さんも、当日は2曲を披露する予定です。
1曲はちょっと余裕を持って弾ける曲。1曲はちょっと背伸びしてチャレンジする曲。といった基準で選曲しています。

すでに弾けている曲をさらにピカピカに磨きあげていくことも、背伸びしなければならない曲に最後まで諦めずに挑戦していくことも、両方ともとても大切なことですし、きっと良い勉強になると思います。

そしてそして・・・

生徒さんに「頑張りなさいよ〜チャレンジよ〜」と言うだけではずるいような気もするので(笑)、私自身もみなさんに2曲ご披露できるように頑張っています。1つは、昔から大好きで何度か弾いたこともある曲。(私の師匠のCDにも収録されていた曲で、幼い頃からCDがすり切れそうなほど何度も何度も聴いていました。何かは当日までナイショ♪)そしてもう1つは、あまり得意ではない作曲家ショパンの曲です。

ちなみに私はバッハ、ベートーヴェン、シューマン、プーランクなど大好きですし、得意です。簡単に言うと、かっちりとしている、華やかではないけれどそのぶん重みや深みがある…といった雰囲気でしょうか。

ショパンのような華やかできらびやかな音の世界は、目が眩んでクラクラしそうになりますが…それが私の今回のチャレンジです。有名な曲ですのでみなさんご存知だと思います。お楽しみに(^^)♪

当日、がんばって良い演奏が出来たみんなには、少し早いクリスマスプレゼントが届く…かも?しれないし、届かない…かも?しれません???せいいっぱい努力をして当日を迎えることができるよう、がんばりましょう♪♪

2010年9月13日月曜日

音1つ、響き1つ

朝夕の風が少しずつ秋らしくなってきました。
最近、何名かの方が体験レッスンにお越しくださいました。ありがとうございます。音楽の輪が少しずつ広がって、ピアノを奏でる喜びを皆で分かち合える素敵な教室になればと思います。

12月に予定している弾き合い会を「冬のミニコンサート」と仮に名付けまして、保護者の皆さんへのご案内のお手紙を作成しました。今週のレッスンで順次お渡しできればと思っています♪



ところで、私は月に1回カイロプラクティック院に通っています。(整体のような感じです)日常生活で歪んだ骨を、骨盤から順番に1つ1つ正しい場所に戻していってもらうことで、骨の動きが良くなり、リンパの流れが良くなり、しいては体調が良くなります。かれこれ5年ほど通っていますが、今では月に1回これをしてもらわないといまいちパッとしません。

そういえば、私の尊敬する師であるプロティッチ先生も、週に1度マッサージへ行くと仰っていました。ピアノを何時間も弾いていると、同じ姿勢で同じ筋肉を酷使することになるので、ある程度の年齢になってくると何らかのメンテナンスは必要になってくるのかもしれません。

カイロプラクティックで骨を1つ1つ直してもらっていると、なんとなくピアノの練習を思い出してしまうのです。「響きをそろえて」とか「音の粒を同じに」とか、1つの音、1つの響きを直していく作業が似ています。本来あるべきところへ、指も、響きも、きちんと戻してあげさえすれば、実は一番自然で美しい音楽が流れ出すのかもしれない、と思ったりしますが、なんのなんの、それがなにより難しいのです。

ピアノの練習には、コツコツとほんとうに地道な作業が必要です。
生徒の皆さんと共に、私自身の技術や心も、新たな段階へと次々に発展していけるように、これからも日々がんばっていきます。

2010年8月31日火曜日

ごあいさつやおへんじのお話

「こんにちは」「さようなら」
「お願いします」「ありがとうございました」
「はい」「いいえ」

ご挨拶やお返事というものは、人間関係においてとても大切なものだと思います。先日、こういった礼儀やマナーについて考えさせられる機会があり、あたらめてそう感じました。

ある程度の年齢になった時、「敬語が使えない」「ご挨拶ができない」「あらたまった態度を取ることができない」となると、まずそれだけで人間性を評価してもらえません。社会へ出るとなおさら、一社会人としては相手にもしてもらえなくなります。


確かに「敬語」「礼儀・マナー」というのは、相手への敬意を示すためのものであるのですが、それと同時に、『埋めることができない相手との差(年齢や社会的地位、ある世界においての経歴など)を“超えて”、関係を築き対等に話をするための“必要最低限の準備物”』であると私は思うのです。「立場が下の者が使う」という特性から見ても、言えることだと思います。

ある意味道具に似ています。雪の上を滑るのにスキー板やソリが必要なように・・・。しかし、日頃からきちんと使っていないといざという時に全く使い物にならないという点が、スキー板やソリより厄介なところですよね。


ピアノ教室の生徒さんには、年齢に応じてきちんと指導させていただくようにしています。あんまりな言葉遣い、お行儀の時には、注意したり叱ったりする時もあるかもしれません。(ちゃんと出来る生徒さんばかりですので、今のところそのような機会はありません^^)

同時に私自身も、言葉に気をつけてお話するようにしています。ピアノのレッスンを通じて、そういった大切な感覚も身に付けていってほしいと思っています。

2010年8月13日金曜日

オルガン奏楽

来月、知人の結婚式の挙式で奏楽をさせて頂くことになりました♪

会場はいわゆる「結婚式場のチャペル」ではなく、教会の礼拝堂で行われます。教会の礼拝堂というのは、式場のチャペルとはまた違って、普段その場で信者さんたちが信仰生活を営んでおられる“生活感”が伝わってきて、あたたかな雰囲気があり、私はとても好きです。

つい先日、会場となる教会へ練習とリハーサルを兼ねて行ってきましたが、やっぱりとても素敵でした(^ ^)

チャペル

私はオルガンは専門外ですので、パイプオルガンはもちろんのこと、電子オルガンの操作についても明るくありません。たくさんのスイッチやボタンがあるのですが、どれが何やら?です。オルガンに触れられるのは、この日と当日の朝のみ。1回の練習で、音色作りから操作まで全て覚えておかなければなりません。

当日演奏するオルガン
ボタンがいっぱい!

3時間くらい経ったでしょうか…やっと「ヨシ!いけそう!」と思えたところで、ちょうど新郎新婦が登場。あとは一緒に入場や退場の練習をしたり、細かなタイミングを打ち合わせたりしました。

当日はきっと緊張すると思うのですが、おそらく一番緊張しているのは新郎新婦さんなので(笑)、私は落ち着いて、式全体を華やかに彩ったり、色々な儀式をしっかり支えてあげられるような奏楽ができれば…と思っています。責任重大です。

鍵盤状の足ペダルもあります

ちなみに、オルガンには↑このような足ペダルもあるのですが、残念ながら私には操ることができません。時々、鍵盤が足りないときに「えい!」と単発使用する程度です。たくさんのレバーやスイッチ、音量調整のペダル、鍵盤状の足ペダル、2段の鍵盤、これらを全て操って演奏される専門のオルガニストさんはスゴイなぁと、つくづく思いました。

式は来月初旬です♪

2010年8月11日水曜日

おんぷカード

当教室では、導入期の生徒さんに少しでも早くたくさんの音を覚えてもらえるよう、おんぷカードを使用しています。

おんぷカード

1分間で、よーいドン!何こ答えられるかチャレンジです。
名称は「音符クイズ」と言ったり「カードゲーム」と言ったり、そのときそのときでいろいろというか、バラバラというか。(・・;)ゞ 何か良い呼び名はあるでしょうか?募集中です。

先週よりたくさん答えられたら、記録のよこにニコニコマークを書いてあげます。逆に数が減ってしまったら、シクシクマークです。(あ、昨日の生徒さんには書き忘れてしまいました。ごめんなさい!)もちろん、音を覚えれば覚えるほど種類が増えてややこしくなりますが、その分すらすら答えられる音符も増えているはず。1つでも多い記録を目指して頑張りましょう!

そんな中、ある生徒さんが自分でおんぷカードを作ってきてくれました。とっても上手だったので、台紙に貼付けてレッスン室のコルクボードに飾らせてもらいました。みんなにもみてもらいましょうね。

生徒さん自作のおんぷカード

2010年8月4日水曜日

発表会の日程

発表会の日程が決まりました。
2011年7月9日(土)

まだずいぶん先ですがご案内しておきます。(^^)

昨年までは、採用試験の為に習いにこられている生徒さんだったり、資格取得が目的の生徒さんばかりでしたので、「発表会」というものに縁がありませんでしたが、今年は4月から小さなお子さん方が入会してくださいましたので、来年辺りが良い時期かなと思い、色々と検討していたのでした。

他の先生方との合同発表会ですので、他教室の生徒さん方の様々な演奏に触れることも勉強になりますし、同年代の生徒さんと出会って刺激を受けることもまた良い経験になると思います。

場所は、神戸産業振興センター「ハーバーホール」です。

私自身も以前こちらで演奏させて頂いたことがありますが、ピティナ地区予選会場にもなっているホールで、音響も良い、良いホールだと思います。

まだ1年ありますので、他にも色々なステップを踏みつつ、準備していきたいですね。

2010年7月20日火曜日

夏休み

前回の記事で「次回は近日中にupします」というようなことを書いたにもかかわらず、気がつけばもう7月も下旬・・・。結局日があいてしまい、申し訳ありませんでした。

さてさて、子どもさんたちはいよいよ夏休みですね。
夏休みといえば、コンクールシーズンです。当教室にはこの夏コンクールを受験する生徒さんは居られませんが、私自身は、楽器店繋がりのスタッフとして某コンクールのお手伝いをさせて頂く予定です。

コンクールのお手伝いをしていると、本人たちだけでなく、その親御さんや指導されている先生方の一生懸命な姿なども拝見することができ、とても刺激を受けます。みんな頑張ってほしいけれど、うまく弾けた子、弾けなかった子、結果が伴わず悔しがる子、良い結果をもらえて喜ぶ子、などなど、演奏終了後のみなさんの表情は千差万別です。

できれば1人でもたくさんの「自分の演奏にめいっぱい満足できたお顔」を見たいなぁと思います。結果は後から付いてくることであり、自分の演奏を振り返り、また向き合う前に、結果だけを真に受けて一喜一憂してしまうのは、それこそ、その状態自体が「残念な結果」です。

コンクールはあくまでも1つのステップに過ぎません。お1人お1人にとって良い経験となり次への糧となりますように‥と祈るように、どきどきしながらみなさんの演奏を聴いています。がんばってほしいですね。

当教室の生徒さんは、まだピアノを初めて数ヶ月の生徒さんばかりですが、発表会やコンクールなどの舞台にもチャレンジしてみましょうねとお話しながらがんばっていますよ。

夏休みは、ぐんとピアノが上達するチャンスでもあります。(練習時間が十分にとれますので)今までよりもちょっと難しいことにチャレンジしてみましょうね。

2010年6月28日月曜日

6月も終わりです…

久しぶりのBlogです!
バタバタしているうちにもう6月も終わろうとしています。月日が経つ早さに驚いてしまう今日この頃です。

すっかり梅雨に突入しました。暑いだけでなくジメジメして、過ごしにくい季節ですね。しかも気温の変化も激しく風邪も引きやすく…。私もちゃっかり流行に乗って、先週から風邪を引いておりますよ!(自慢できたことではありません)もう治りかけですのでご心配なく^^

梅雨前についに除湿機を購入しました!
もう、その威力のすごいのなんのって。この空間のどこにそんな水分が?と思わず部屋を見回してしまうほど、とれるんです。驚きです。その効果に比例してピアノさんのご機嫌もとっても良いですよ。エアコンのドライも良いですが、除湿機は目に見えて効果が分かるので面白いですね。

教室の方は、6月から新しい生徒さんが1名入会してくださいました♪
嬉しいです。一緒にがんばって行きましょうね。

私事では、つい先日自動車学校を卒業しました。毎日朝から頑張って通っていたので、のべ4週間で卒業できました。「新たに学ぶ」ということは、自分自身の世界を広げてくれる大切なことだとつくづく思いました。

実質的に運転できて行動範囲が広がることもそうですが、新しい知識や、人との繋がり等も含めて、新しい風を吹き込まれたような気がしています。貴重な経験でした。あとは本免試験を残すのみ…。1回での合格を目指して頑張ります!

次回はあまり日が開きすぎないうちに更新しますネ^^

2010年6月6日日曜日

梅雨と調律

ジリジリと暑い日が続いています。そろそろ学校ではプールの授業が始まる頃でしょうか??楽しいですね♪でも体力の消耗も激しでしょうから、冷えが重なって体調を壊さないように気をつけてくださいね。

今週辺りから徐々に梅雨に向かって天気が崩れて行く傾向です‥と、先週の天気予報で正木さん(「おはよう朝日です」の気象予報士さんです。笑)が言っていました。

梅雨といえば湿気‥ですが、楽器にとって湿気は大敵も大敵です。湿気が多いと、木やハンマーが水気を含んでタッチが変わってしまったり、調律が狂ったりしてしまいます。お部屋に除湿器を置いたり、こまめにエアコンのドライをかけておくことでかなり改善されます。


レッスン室のピアノは、実は今の時点でも既に音の微妙な狂いが気になっています。(前回の調律からちょうど1年くらい経つのです。)梅雨の間に音が狂うので、本当は梅雨が明けて気候が落ち着くまで調律を待ちたいのですが‥。状態によっては梅雨前でも仕方ないかなぁ‥。

ピアノさんのご機嫌を見ながら悩むことにします。でも、できれば梅雨明けまでがんばって‥!

調律は1年に1回は必ず行いましょう。(新しいピアノの場合、初年度はもう少しこまめに調律する必要があります)ピアノのメンテナンスの意味はもちろんのこと、生徒さん自身の音感、タッチの習得にも大きく影響してきます。

2010年5月30日日曜日

自動車学校

昨日から、某自動車学校へ通っています♪学生時代から「取りたいなあ」とは思っていたのですが、なんとなく機会を逃し続けて、かれこれ7〜8年でしょうか‥。(すごい年月)やっと色んなタイミングがうまく重なり、実行に移すことができました。

1コマ50分の授業は、短くてあっという間です。先生は「おー、線引いといてな。ここ大事やぞー」みたいな口調だし、急に高校生くらいに戻ったような気分。来週には仮免試験も待っているし、テストに追われる感覚も、そんな気分を煽るのかもしれませんねぇ。

色んな人に「免許なんて誰でも持ってるんだから、心配しなくても取れるよ。大丈夫。」と言っていただくのですが、どうも落ち着かなくて、昨日から必死にテキストを読みあさっています。真面目と言っていいのか、小心者と言っていいのか‥。願わくば一度も落ちずに合格したいものですが、果たしてどうなるでしょう!?

明日から本格的に色んな授業を受けていく予定。がんばります♪

2010年5月25日火曜日

プレラホール

昨日は、楽器店関係の先生方の発表会を、お手伝いしに行きました。司会進行役だったので緊張したのですが、大きなトラブルもなく無事に終わり、ホッと胸を撫で下ろしました。発表会やコンクールのアシスタントの仕事は、たくさんの曲を知ることができる良い機会ですし、色んな先生方の指導法に触れる機会にもなり、とても勉強になります。

それに、催しごとに色んなホールへ行くことになるので、ホールの立地・雰囲気・響きだけでなく、構造や裏方の仕組み、楽屋の配置等まで知ることができ、貴重な機会を得させて頂いています。

今回は、阪急西宮北口駅前にある「プレラホール」でした。客席はゆったりしているし、こじんまりと雰囲気も良く、音響も豊かで、いいホールだなと思いました。人気があってなかなか予約が取れないとか。(by楽器店の担当者さん情報)発表会や自分のリサイタルなど、いつか何かで利用してみたいなと思っているホールです。

ちなみに、JR西宮駅前には「フレンテホール」というホールがありますが、それとは別のホールです。プレラホールで仕事をしていると、時々フレンテホールを目指す迷い人がやって来るので、ご案内して差し上げるのですが‥。1〜2字だけの違いなので、確かに紛らわしいですよね。ホールへ行かれる際はどうぞお間違えのないよう‥!

2010年5月14日金曜日

フランシス・プーランク

Francis Poulenc/フランシス・プーランク(1899-1963)は、私が最も好きな作曲家の一人です。フランスの作曲家。パリの裕福な家庭に生まれ、パリでピアニストとして活動しながら、数々の作品を作曲しました。フランス6人組の一人(エリック・サティらもその中の一人)です。

彼の作品は、軽快な美しい旋律を持つことから「モーツァルトの再来」と言い表されたり、現代音楽(旋律のあり方が多様化され調性や旋律が崩壊した後の時代の音楽)と比較され「メロディーを持つ20世紀最後の作曲家」と呼ばれたこともありました。

バロック主義、古典主義の特徴のひとつである重厚な和声と、柔和で洒落た現代の和声が交互に登場しながら、美しいハーモニーを響かせます。優しさに包み込まれたかと思えばはぐらかされるような、甘い素っ気なさも魅力の一つです。

様々な表情を持つ音楽構成のため、あらゆる種類の音色を必要とします。また、フレーズ間の微妙な間合い、不意をつくような呼吸感など、日本人はあまり持ち合わせていないような「洒落っ気」を求められる部分が多く、演奏に苦労することも多いかもしれません。

私がよく聞くCDは、パスカル・ロジェ、ジャック・ファヴリエの演奏のものです。個人的な感想ですが、特徴を簡単に言えば、ロジェは「雰囲気あっさり、軽やかでキラキラした音」、ファヴリエは「丁寧なフレーズ感、響きの深い音色」という感じ。私は、ロジェの軽快で微妙なニュアンス、ファヴリエの深い呼吸と音色、どちらも大好きです。相容れないところがあり、矛盾しているかもしれませんが‥。

一番好きな曲は「主題と変奏」です。変奏曲は通常、テーマであるメロディーや調性によって繋がり、ある程度の規則性の中で変化を重ねていくものですが、プーランクの変奏曲はそういった輪郭が希薄で、テーマは様々に姿を変え、調は目まぐるしく変化していきます。とても美しい曲です。個人的には「パスカル・ロジェ」の演奏がお勧めです。プーランクの魅力が、余すところ無く発揮されている演奏だと思います。

2010年5月11日火曜日

GWを振り返って…

ゴールデンウィークも終わって1週間、すっかり普通の毎日です。なんとなく気分がのんびりしたままになってしまっている気はしつつ‥。気候も不安定なので、調子が狂いがちなのかもしれません。みなさんも体調などにはお気をつけて!

さて、私のゴールデンウィークはというと、友人の結婚式に行ったり、京都へ小旅行したりして過ごしました。

結婚式では、大学卒業式以来はじめて会うような友人もたくさんいました。大学院で研究を続けている人、高校の先生をしている人、ピアノ教師をしている人‥。歩んでいる道はいろいろでしたが、みんなとっても頑張っているのを知って、私も励まされました。幸せいっぱいの新郎新婦にも、違ったパワーをもらって帰ってきました♪

京都は街のいたるところに花水木が咲いていて、とてもきれいでした。若葉の緑も美しくて‥。良い季節です。大徳寺に行きましたが、広くて全ての建物を見学することはできませんでした。何度も足を運んでじっくり見てまわりたい場所だなという感想。大学時代は京都にいた(南部ですが)にも関わらず、ほとんど京都観光をしなかったので、今更ですが、勿体なかったなーと思っています。その反動か(?)最近は京都へ遊びに行くことが多いです。

リフレッシュして、パワーももらって、元気いっぱい。5月もがんばります!

2010年4月30日金曜日

楽譜の整理

数ヶ月ほど前から、「マスキングテープ」なるものに夢中になっています。マスキングテープとは、『元々、建築現場や車両塗装の現場で、塗料がつかないように養生したり、資材の識別や保護の用途で使用されるもの。「どこに貼ってもキレイに剥がせる」、「色が豊富」、「和紙ならではの透け感、素材感が美しい」ということで、ラッピングやインテリア、コラージュなど、一部ファンの間ではさまざまに活用されていました。』(カモ井加工紙株式会社ホームページ"http://www.masking-tape.jp/"より引用)というような代物で、最近では何十種類もの色やかわいいデザインのものが販売されています。

凝り性の私は、あっという間に何種類も買い集めてしまったのですが、手作りカードやプレゼントのラッピングだけに使うのはもったいないし(機会が少ないし‥)もっと実用的な使い道はないかなと考えていて、楽譜整理の目印に使うことを思い付きました。てんでバラバラに本棚に立てていた楽譜に、作曲家毎に色を変え、マスキングテープをぺたぺたと貼っていくこと数十分。おー!Beautiful!Fantastic!見違えるよう!(思い返してみれば、二十数年間一度も、作曲家毎に楽譜を並べて整理してみたことなんてありませんでした)

「楽譜とCDは財産よ」と、高校生の時まで習っていた先生がいつも仰っていたことを思い出します。本番直前まで一緒に居て、散々お世話になる楽譜。それらは自分の歩んできた軌跡でもあり‥。先生の言葉を今またもう一度しみじみ思い出して、その意味を感じつつ‥。こんな機会にきれいに整理整頓できてとても良かったです。ピアノも楽譜もCDも、大切にしましょう。

ブラームスに深緑色のマスキングテープを貼ったのはなかなか良いチョイスだったなと自画自賛しています(笑)みなさんは作曲家にどんなイメージを持たれていますか?

2010年4月27日火曜日

カーテン

レッスン室のカーテンを新しいのに交換しました。色とりどりのお花柄で、お部屋がとってもあかるくなりました♪

以前のカーテンは、落ち着いた緑色で、母の代から30年以上も使っていた(!)ものでした。当たり前ながら、もうずいぶんくたびれていて、破れてたり、ほつれてたり。何度も洗濯しているから生地もゴワゴワ。ここまでアンティーク並みのものを捨てるのは勿体ないような気もしつつ‥。でも、やっぱり引退していただくことにしました。ごめんねー。

4月初め頃には生地を買ってきていたのですが、なかなか気分が乗らず今まで放置していて‥。昨日ついに、朝から晩までかかって窓3つ分のカーテンを作りました。(レースのカーテンと柄のカーテン、どちらとも)なんせ、ミシンが無いので全部手縫いなのです(涙)アイロンがけと針仕事ちくちく‥をひたすらやり続けること数時間???正確に覚えてないけれど、確かなのは、朝から晩までかかったこと‥。最後の60センチくらいは、見かねた母が縫うのを手伝ってくれたので、楽できました。

カーテン作りのBGMは、シューマンでした。「謝肉祭」「ウィーンの謝肉祭の道化」「アレグロ」が収録された、ラローチャのCDです。中でも「謝肉祭」を執拗にリピートしていました。とっても元気が出るんですよ。次に勉強する曲はこれにしようかな?と考え中です。

頑張りの成果をご披露〜。

2010年4月22日木曜日

英会話

最近、ラジオ英会話を毎日コツコツ聞いています。毎日決まった時間にラジオで放送されている講座なのですが、我が家はAMの電波がきれいに入らず‥。仕方ないので、ホームページに1週間遅れで更新される「過去の放送」をダウンロードしながら、聞いています。

私の師匠は外国人の方(ブルガリア人:母国語はブルガリア語)なので、いつも先生との会話は英語ですが、なかなかうまく話せず苦労しています。分からなくなったらジェスチャー!開き直って先生の目の前で辞書を引く!そんなことは日常茶飯事。でも、なんとか通じてるから良いわ♪と呑気に構えていたら‥

なんと、近い将来先生がアメリカに移住されることになってしまったのです。つまり、レッスンを受けるのにアメリカまで行かなければならないということです。この英語力で、主要言語が英語の国に乗り込むなんてとんでもない。おそろしすぎる。勉強しないと!!とまあ、そんな経緯で始めたラジオ英会話なのですが‥。

うんと耳を澄ましてお手本を聞き、次は真似して再現してみるという作業を繰り返しているうちに、ピアノととても似ていることに気がつきました。英語も、お耳の訓練にとても有効だと思います。併用する場合は相乗効果も期待できるかも?

2010年4月20日火曜日

コンクールのお手伝い

先週末、某コンクールのお手伝いに行ってきました。
ホールは六甲アイランドのオルビスホール。300人くらい入るのかな?ぐるーとまあるくて近未来的なデザインで、おもしろい構造のホールです。クラシック以外のコンサートや催しも色々行われているようです。そういえば、以前、コスプレ姿の女の子がこのホールからたくさん出て来るのを目撃して、おぉスゴイ!と思わず見入ってしまった記憶があります。

この日は、スタッフとして主に会場内で誘導を行っていました。出演者の皆さんの緊張した表情や演奏後の安堵の表情、ご家族がハラハラと見守られる様子などを近くで拝見し、がんばれがんばれと心の中で応援しながら、なんだかあたたかい気持ちになりました。「どの本番も、本人にとって貴重な経験の1つ。大切なステージの1つ。」ということを、改めて感じさせていただきました。

ピアノを通して、色んな本番を乗り越えながら達成感を得ていくことは、とても大切な経験ですよね。先生として、生徒さんの「大切な経験」を1つ1つサポートしていきたいなと思います。

2010年4月15日木曜日

このブログについて

当ブログに記載する内容は、個人の見解です。ピアノ教室選びの参考にしていただくこと、ご在籍中の生徒さんへの注意喚起・コミュニケーションを目的とするものであり、他教室または特定の個人を非難・中傷するものではありません。よって、記事内容へのクレーム等にはご対応いたしかねますのでご理解ください。

2010年4月9日金曜日

「にじいろのおと」Open ごあいさつ♪

「にじいろのおと」と題して、三原佳奈ピアノ教室HP別館ブログを開設しました。
日々の生活も、あらゆることを感じる感性も、それらを表現するピアノの演奏も、いつも虹のように色とりどりでありたいです。そんなささやかな思いを持って、このタイトルでブログを始めてみます。音楽生活の色んなことを、お伝えしていきたいなと思っています。