2011年3月28日月曜日

出張レッスンへ

4月〜5月の2ヶ月間、週3回、他のピアノ教室へ出張レッスンへ行くことになりました。産休に入られる先生の代わりを務めさせていただくことになったのです。

先生の大切な生徒さん方を2ヶ月のあいだ私がお預かりするわけですから、とても緊張しています。お一人お一人と丁寧に向き合いレッスンすることで、良い「橋渡し役」になることができれば嬉しいです。

同時に、 私自身まだまだ勉強しなければならないことがたくさんある中で、このような貴重な機会をいただいたことに本当に感謝しています。先生としてひとまわりもふたまわりも成長してこの2ヶ月を終えることができるよう、謙虚に、まじめに、頑張ろうと思います。

4月〜5月はこのようになります。
♪自宅レッスン → 火・木/土日(不定期)
♪出張レッスン → 月・水・金

新入会の方や、振替などで月・水・金曜日を希望される方には、この2か月だけは少しご無理をお願いすることもあるかと思います(すでにお願いしたケースもあり、申し訳ありませんでした)が、ご理解とご協力をいただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

2011年3月21日月曜日

最近のお勉強

4月と5月に、伴奏でわりとボリュームの大きい本番に出演させていただくことになっているので、今はたくさんの曲をお勉強しています。どちらも声楽の伴奏です。

オペラのアリアや、ある場面の二重唱、イタリア歌曲、ドイツリート、日本歌曲、ミュージカルの曲もあります。作曲家も時代もスタイルも多種多様です。時代が違えば音楽のスタイルも変わりますし、作曲家が違えば求められる音も変わってきます。

そういったことを細かく考えながら、全部同じになってしまわないように、一音一音きちんと弾き分けて演奏しなくてはなりません。難しいです。

悩みながら弾いていると、ちっとも先に進まないうちに数時間経ってしまうこともしばしばです。練習のときもいつも先生に「こうよ」と教えていただけると効率も良いし楽で良いのに…という願望は叶いませんけれど…。

しかしながら、ひとりで「ああでもないこうでもない」と悩む過程は、自分の音楽を成長させ、一音一音を自分のものにするために、なくてはならない時間であったりもします。

もうすぐ伴奏合わせの日が来るのですが、楽しみなような、緊張なような、不安なような。いくつになっても毎回同じようなドキドキに襲われます。そんな不安定な気持ちを支えてくれるのは日頃の練習以外のなにものでも無いのですが、それもやっぱり、いくつになっても変わりません。

2011年3月13日日曜日

東日本大地震

東日本大地震を知ったのはプロティッチ先生のレッスンの最中でした。大阪も揺れたようですが、私たちは全然気付きませんでした。アメリカにおられる先生の息子さんからの安否確認の電話で初めて知り、驚いてTVをつけてみると…あの津波の映像でした。

あまりのショックでテレビに数十分ほど釘付けでしたが、なんとか気を取り直してレッスンを再開しました。(先生がアメリカに行ってしまわれる前の、これが最後のレッスンだったので…)

帰りに駅前で配られていた号外、twitterでの情報などを見ながら家に帰りました。その時点でもう十分大きなショックでしたが、TVを見てさらに恐ろしくなりました…。

私は関東・東北には親戚や知人が居ないので、連絡が取れずに不安な思いをするということはなかったのですが…知り合いにそのような方がおられ、その心中を思うととても心が痛いです。

今できることは、まずは募金かなと思っています。赤十字の募金、yahooなどインターネットからできる募金、日頃使っているポイントカードの蓄積ポイントを募金として換金できるものなど、いろいろあります。色んな企業や団体の募っているものもあります。(街頭での詐欺募金が既に発生しているようなので、気をつけたいところ)

個人的に物資を送ったりするのは受け取り側の負担が増すだけのようなので、控えた方が良いようです(今現在輸送経路も遮断されていますし、運送業者も東北への荷物は預かりを中止しています)。献血については、血液は日持ちのしないものなので、今あるストックがなくなってから(赤十字から不足の呼びかけがあってから)の方が助かるとのこと。

被害の違いはありますが、阪神淡路大震災の経験者としてはリアルにあの時の恐怖が蘇ってくるところもあり、精神的に辛いものがあります。恐がりな性分なのもあって、昨日一昨日とほとんど寝られていません…。

でも被災していない私たちは、いつも通り元気に生活し、しっかりとお仕事をして、買うものは買い、経済を回して、社会を支えなければなりません。そうでないと、被災地・被災者を、ダメージを受けている日本を、支援できません。

救助の手を待つ方々に一刻も早くその手が差し伸べられますように。そして1人でも多くの方の命が救われますように。祈ることもまた、今できることの1つです。本当に、心から、お祈りしています。

2011年3月4日金曜日

応募用テープの録音

今年チャレンジしようと思っているオーディションやコンクールの1次がテープ審査のところが多くて、どこでどうやって録音しようかと悩んでいます。

自宅での録音可と書いてある場合は、ICレコーダーで普通に録音しても良いのかもしれませんが…。

パソコンがMacなので、手持ちのICレコーダー(編集ソフトはwindowsのみ対応のもの)で録音すると編集ができず、録音ボタンをオンオフする際の「ボサッ」という音がカットできないという問題点があったり…

異音は多めに見てもらうとしても、自宅で録音している最中にインターホンが鳴ったり廃品回収の車が通ったりしたら(しかもその時の演奏が良い出来だったりしたら)泣くに泣けないなという不安もあったり…

どこかスタジオを借りて、MDで録音するのが一番良いような気もします。編集も簡単にできますし。

ただ、それならそれで、学生時代から愛用していた録再MDが数年前に天に召されてしまっているので、新しいのを探さなくては…。そして果たして今の時代に録再MDというものがまだ存在しているのかという疑問…。

なかなか道のりは遠そう。
色んな演奏家さんの録音事情を聞いてみたいところです。

2011年3月2日水曜日

生徒募集

今日は近所のある地区に生徒募集チラシをポスティングさせて頂きました。自分の足でてくてくと歩きながらでしたので、けっこう大変な作業でした。途中で雨に遭ったりもして…。

早速お問合せのお電話をいただき、大変感謝です。ありがとうございます。


お問合せの際、よく「○曜日の△時は空いていますか」とご質問を受けます。

今現在おられる生徒さんのために確保している日時以外には、演奏の予定、伴奏のお仕事の予定、楽器店関連のお仕事の予定等、不定期ではありますが、早いものだと半年先くらいまで既に決まっている予定もあります。

お問合せの方には「基本的にはOKですが、それらの予定が重なってしまう場合には、ご相談して変更をお願いすることもあるかと思います」とお答えしています。

ですが、もしご入会して頂けることになった場合には、当然のことながら、以降の予定はレッスンを優先させて組んでいきます「あなたがご希望されている日時は、私の都合で変更をお願いする日時ですので了解しておいてくださいね」という意味ではありません。

お電話でお問合せの際にもなるべく的確に上記のようにご説明しようと思ってはいるのですが、お会いしたことも無く、お顔も見えない状態での初めての会話ですので、なかなか意図したようにお伝え出来ないこともあります。

長くなってしまいましたが、このblogを初めて見てくださった方にとっても良いご説明の機会になるかと思い、補足の意味もこめて書かせていただきました。

その他、教室やレッスンについてのご質問がありましたら、どうぞお気軽にお問合せください。お電話、ホームページのお問合せフォーム、どちらからでも結構です。お待ちしております♪

もう3月!

あっと言う間に2月が終わってしまって驚いています。

プロティッチ先生が1月の終わりに帰ってこられてから、2週間に1度のペースでレッスンに通っています。昨日もレッスンでした。

昨日は先生に言われることがあまりにも出来なくて、久々にウルウルしてしまいました。とにかく悔しくて…でも歯を食いしばって耐えて弾きました…。今日になって「頑張ろう!」と気を取りなおし、朝から練習。夕方からは生徒さんたちのレッスンでした。

すると、なんとその中に、昨日の私と同じように悔し泣きを堪えて頑張る生徒さんが…。「こんなに頑張っているのだからなんとか一歩先に進めてあげなくては」と、私の方もとにかく必死…。レッスンが終わる頃には笑顔も戻り、前向きな気持ちになってくれたので良かったです。

昨日のプロティッチ先生の気持ちもよーく分かりました。

「なんとかしてやりたい」という先生の想いと、「なんとかしたい」という生徒の想いがあるからこそ、悔しさや涙は起こるのですね。当たり前のことですが、あらためて…。先生は別に怒っているわけでも呆れているわけでもなく、ただ「なんとかしてやりたい」だけなのです。

生徒さんと向き合う中で、先生として多くのことを学ばせていただいているのと同時に、生徒として先生に改めて感謝する機会を与えられているのは、本当に貴重な体験だと思います。


今月は、レッスン、伴奏のレッスン、コンサートのための伴奏合わせ、などなど、とってもバタバタ忙しいです。お勉強しなければならない曲も山ほどあって気が遠くなりそうですが、もうとにかく必死に頑張りたいと思います。

やはり「一人のピアニストとして自分の音楽を磨き続けている」という基盤があって、なおかつ「生徒さんに指導したり素敵な音楽を伝えられる先生」でありたいと願います。

今月から1名、来月から1名、生徒さんが新たに仲間入りしてくださることになっています。体験の生徒さんともご縁があると嬉しいです