2010年8月31日火曜日

ごあいさつやおへんじのお話

「こんにちは」「さようなら」
「お願いします」「ありがとうございました」
「はい」「いいえ」

ご挨拶やお返事というものは、人間関係においてとても大切なものだと思います。先日、こういった礼儀やマナーについて考えさせられる機会があり、あたらめてそう感じました。

ある程度の年齢になった時、「敬語が使えない」「ご挨拶ができない」「あらたまった態度を取ることができない」となると、まずそれだけで人間性を評価してもらえません。社会へ出るとなおさら、一社会人としては相手にもしてもらえなくなります。


確かに「敬語」「礼儀・マナー」というのは、相手への敬意を示すためのものであるのですが、それと同時に、『埋めることができない相手との差(年齢や社会的地位、ある世界においての経歴など)を“超えて”、関係を築き対等に話をするための“必要最低限の準備物”』であると私は思うのです。「立場が下の者が使う」という特性から見ても、言えることだと思います。

ある意味道具に似ています。雪の上を滑るのにスキー板やソリが必要なように・・・。しかし、日頃からきちんと使っていないといざという時に全く使い物にならないという点が、スキー板やソリより厄介なところですよね。


ピアノ教室の生徒さんには、年齢に応じてきちんと指導させていただくようにしています。あんまりな言葉遣い、お行儀の時には、注意したり叱ったりする時もあるかもしれません。(ちゃんと出来る生徒さんばかりですので、今のところそのような機会はありません^^)

同時に私自身も、言葉に気をつけてお話するようにしています。ピアノのレッスンを通じて、そういった大切な感覚も身に付けていってほしいと思っています。

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