2013年12月25日水曜日

メリークリスマス!

わが家にもサンタさんが来ました。

昨夜、寝る支度をしていたら「うちにもサンタさんが来たよー!」と夫が呼びに来ました。

リビングへ行ってみると、テーブルの上にサーティーワンのアイスケーキが♪

大人になってもサンタさんのプレゼントはうれしいものです。(*^_^*)

2013年12月23日月曜日

やるせない気持ち

土曜日は生徒のコンクールに同行しました。

かなり高いレベルで、彼女の持っている力のほとんどを出せた、とてもよい演奏だったと思います。

何より、音の美しさが際立っていました。叩かない、木がぶつかるような音のしない、繊細な音。彼女の音を聞いた瞬間、これまで教えてきたことが間違っていなかったと、確信出来たほどでした。

問題は採点。

「美しい」とする音や音楽の捉え方が根本的に違う、と感じざるを得ない結果でした。

アドバイスカード(個々に渡される審査員からの講評)にも、別の出演者のものなのでは?と疑問に思うほど、的外れで、同意し難いことが書いてあり…

夏のファーストステージでもそうでしたが、別の、よりハイレベルで全国的規模のコンクールでは「よい」とされるようなレベルのものが、ここではまったく評価されないのです。

セカンドステージに進み全体的なレベルも上がって、少しは全国レベルに近い評価に近づくのかと思いましたが、まったくもって変わりのない審査傾向に、心底がっかりしました。

鍵盤をこれでもかと激しく叩きつけるような耳の痛い音が「良い音」とされ、身体をくねらせて弾くことが「音楽的」とされる。

例えるならば「柱や基礎はボロボロでも、塗装や飾り付けが煌びやかな建物は良い家だ」とされるような基準です。

そんな家に住みたいと思いますか?…また、その家が何十年も長持ちすると思うでしょうか。

…と、憤りを隠せず色々と書いてしまいましたが、けして正しさや非のなさをただただ主張したいというわけではありませんので、ご理解いただけると幸いです。

もちろん、演奏に反省すべき点や課題はまだまだたくさんありますし、私自身が勉強不足、指導力不足だったと反省する部分もたくさんたくさんたくさん…あります。

今回の経験が無駄ではないにしろ、もっと良い形で生徒を導いてやれたのではないか、もっと発展的なステージを勧めてやれたのではないか、こんなやるせなさを感じさせずに済んだのではないか…と、ずっと頭をめぐり、また、考えています。

まだまだ未熟な教師だと思います。

…が、目の前にある結果を最良の方法で次の成長へと繋げていくこと、そのために努力し、勉強し、私自身も闘い前進し良い演奏を示すこと、いつだってそうやって歩いていくしかないと思っています。

心のハチマキを締め直して、またがんばります。
ええ、とにかくがんばらなければ。

2013年12月16日月曜日

冬のミニコンサート&クリスマス会


冬のミニコンサート&クリスマス会、無事に終了しました。
今年は22人の参加者で、教室はぎゅうぎゅう!プログラムもぎゅうぎゅう!時間はきつきつ!お見送りはドタバタ!と、てんやわんやのクリスマス会でした。

どの生徒さんも一生懸命で素敵な演奏を聴かせてくれました。
個人個人の感想は今週のレッスンで聞いてみないとわかりませんが、それぞれにがんばってきた姿勢を私はよく分かっているつもりなので、よく弾いてくれたなぁと納得&満足しています。

会心の出来!と満足顔の生徒さん、ミスはあったもののほとんど響かず良い演奏だったという生徒さんもいれば、やっちゃったーと後から苦い顔をするようなミスがあった生徒さんもいます。その中で私が感心したのは、最後の最後まで演奏を投げずにがんばっていたこと。最後まできれいに歌うように弾けました。それってすごいことです!

私の経験上「やっちゃったー」というくらい演奏がうまくいかなかった時は、やっぱり何かが足りなかった時なんですね。それは練習かもしれないし、本番に臨む気持ちかもしれないし、経験かもしれない。それが何だったのか、受け止めて考えながらまたがんばっていくことが大切なんだと思っていますし、私もまた、そうして一緒に歩んでいきたいと思っています。

今回はプログラムの最後に「ぐるぐるピアノ」といって、生徒さんが入れ替わり交代しながら連弾をするという、ゲームみたいな連弾を全員でしました♪小さな生徒さんもいるので心配していましたが、うまくいって嬉しかったです。練習は大変だったけれど、チャレンジしてみてよかったと思います。機会があればアレンジを変えたりしてまたどこかのタイミングでやってみたいです。

今年は22名(1人欠席者あり)という大人数になり、手が回らない部分もかなりありましたが、生徒さんたちにかなり助けられました。私の見ていないところで小さな生徒さんたちに色々と教えてくれていたり、写真を撮るのを交代で手伝ってくれたり。小さな生徒さんたちは1時間半という長時間にも関わらずよい子でがんばってくれました。

私を含め参加者だけでカメラを回していると、子どもたちの自然な表情があまり撮れないので、来年は別途カメラマンをお願いしようかなぁ(夫に…)と、悩み中です。

生徒の皆さん、お疲れさまでした♪
そして、生徒たちをお支えくださっている保護者の皆様、ほんとうにありがとうございました!!

クリスマス会の写真は、データでお渡しします。
レッスンの際にUSBメモリやCD-ROMなどの記録媒体をお持ちください♪

2013年12月7日土曜日

私の音

今日は朝からお昼すぎまでレッスン、そのあと18時から21時まで、4月のリサイタルの歌い手さんと、大阪で伴奏合わせでした。

今日はメンデルスゾーンの歌曲を4曲、日本歌曲6曲を合わせました。どれも素敵な曲ばかりです。

伴奏合わせをして、前にも別の伴奏の方とお勉強された曲を「これってこんな曲だったんだ〜前やった時と全然違うからビックリした」とか「歌いやすい」とか言っていただけると、単純なのでとっても嬉しくなって、俄然やる気が出ちゃいます。

「何がこんなに違うんだろう。音が違うのかな。音がキレイだからかな。」

音がキレイと言ってもらえるのは、実は私はいちばんうれしいことなんです。誰にも真似できない、私の音。

神様みたいに尊敬している私の師匠プロティッチ先生は、本当にこの世のものとは思えないほど音が美しいピアニストで、そんな先生に今でもずっと、憧れ続けているから…。

タッチが変われば音が変わる。音が変われば音楽が変わる。音楽が変われば、心が、生き方が変わる。

音楽歴はまだ27年くらいですが、今までの音楽人生から、つくづくそんなことを感じます。

先日の本番のあと色々忙しくて練習不足でしたが、またがんばらなくちゃと気持ちを新たにした、良い一日でした。

2013年12月4日水曜日

アドベントカレンダー

毎年クリスマスの時期になると、教室にアドベントカレンダーを飾っています。

アドベントカレンダーは、24個の窓がついていて、12月に入ると毎日ひとつずつ窓を開きながらクリスマスを心待ちにするというカレンダーです。最近は、窓の中にお菓子の入ったものなど可愛くて豪華なものがたくさん売られていますね。雑貨屋さんで見つけると、あれもこれも欲しくなっちゃいますが…

教室ではシンプルに絵だけのカレンダーです。

昨日から飾って、さっそく生徒さんたちに窓を開けてもらっています。

写真は、少しでも大きい窓を探す生徒ちゃんたち…。楽しんでもらえてなによりです。(^^)

2013年12月2日月曜日

休日のできごと

今日は夫の会社の健康診断のため、某ホテル内にあるクリニックへ行ってきました。

注射の際はいつも、血管が出にくいと看護師さんに言われるのですが、今回も例に漏れずでした。ベテラン看護師さんなら腕をペンペンしながら「あ、ちょっと出てきたわ!いけるいける!」とか言いつつ、ちょちょいと上手にやってくれるんですが、そうはいきませんでした。

何度も失敗されて痛くて痛くて。だいぶガマンしていたのですが、だんだん吐き気が。どうやら貧血を起こしてしまったようで、車椅子に乗せられてベッドに運ばれてしまいました。←へなちょこすぎる(笑)

その後、別の先輩看護師さんらしき方が来て、サクッと採血終了。最初からこの方が担当だったら嬉しかったなぁ…。

特典でホテルのお食事券をいただいたので、健診のあと、夫と一緒にランチしてきました♪絶食明けでおなかペコペコだったので、たくさん食べる気マンマンでしたが、あんまり調子が出なくて残念(笑)

貧血にもなり、注射の跡もしつこく痛くて、ちょっとくたびれた1日でした。明日からのお仕事に備えてゆっくりします。

今週は、クリスマス会もいよいよ迫ってきたし、4月のリサイタルの伴奏合わせもあるし、大忙しですが、がんばります♪♪

写真は、いざランチ!の一コマ。

2013年11月20日水曜日

声楽発表会(伴奏と、歌も…)

先日の本番の写真です。

実は、大学の第二実技の授業以来、初めて人前で歌いました。

この日のメインのお仕事はもちろん、声楽家のみなさんがたのピアノ伴奏だったのですが…

せっかく以前から声楽を習っているのだから私もがんばってみよう…ということで、皆さんの伴奏の前にプログラムを加えて頂いたのでした。

なんとか無事に終わって、皆さんの伴奏に差し支えることもなく、ホッとしています。

そして、声ってこんなにもままならないものなんだな、声楽家さんたちはすごいなと、しみじみ思いました。

新調したドレスだけはいっちょまえにキラキラですが☆.•°+(笑)
…もったいないので、次はさっそく4月のリサイタル(伴奏)の時に着るつもりです。

伴奏してくれてるのは母で、曲は、
「Vaga luna che inargenti(優雅な月よ)」
「ゆりかご」でした。

どちらも大好きな曲です♪♪

2013年10月31日木曜日

ハロウィンお菓子

生徒さんからハロウィンのお菓子をいただきました♪
かわいい〜!!

教室のハロウィンイベントは、絶賛実施中です。

お菓子のつかみどりゲームは、みなさんかなり真剣です(笑)

「まるいきれいな手でつかめばたくさん取れるよ!」とお母様からアドバイスをもらって来たツワモノ生徒くんも!いつもピアノのレッスンで、まるい手のかたち、指先でしっかりつかむこと、を伝えていますが、しっかり結びつけて下さっているんですね。とっても感激しました。

残すはあと4日。
みなさん、1つでもたくさんつかみ取って帰ってくださいね〜!

2013年10月28日月曜日

ハッピーハロウィーン!!

今週はハロウィン週間!

生徒のみなさんは「ハッピーハロウィーン!」のごあいさつでレッスンに来てくれるお約束です♪

お菓子の準備も万端。
生徒さんたちに、めいっぱい大きく開いたおててで、つかみ取りしてもらう予定です!お楽しみに〜!!

2013年10月19日土曜日

一足はやいハロウィン♪

生徒さんが、一足はやくハロウィン仮装してレッスンに来てくれました♪可愛すぎる〜!

ハロウィンのおやつも頂いちゃいました♪♪ありがとう!とっても嬉しいです。

教室では26日の週にハロウィンイベントを計画していますヨ!どうぞお楽しみに\(^o^)/

(プライバシー保護のため写真は加工してあります)

2013年10月12日土曜日

レッスン小話

小学6年生のKくんに、にじいろ通信に載せる生徒アンケートを書いてもらいました。

綺麗な字できっちり真面目に答えてくれたKくん。

先生はどんな先生?の欄には「優しい先生」と書いてくれていました。

遠慮してくれたのかな?と申し訳なくなって「練習できてない時、先生怒るし恐い時もあるだろうに、気を遣って書いてくれたんじゃない?」と聞くと、

「ううん、全然。恐いと思わない。」と答えてくたKくん。

もちろん遠慮もあると思いますが…(^^;)

それを差し引いても、一生懸命レッスンしていて口調がキツくなってしまったり、練習していない時には弾けるようになるまでビシバシ厳しく練習させることを「優しい」と表現してくれたことを、とてもうれしく思いました。

今日は二人で話し合いながら、ミスのある音をマーカーで塗って確認&修正の作業をし、指がうまく回らない箇所は色んなトレーニングをして補強作業をし、とっても充実したレッスンになりました。

最後は、クモの話をして帰りました。Kくんはクモが苦手らしいですが、対策を調べるうちに逆に詳しくなってしまったんだそうです。外国の色鮮やかなクモの話、毒グモの恐い話などなど。「うぇ〜気持ちわる〜」と連呼しつつ、楽しく聞かせてもらいました♪

2013年9月30日月曜日

まっすぐ

まっすぐを生み出す力は
まっすぐではない
まがりくねり
せめぎあってる
「まっすぐ」/谷川俊太郎


最近、しみじみと噛み締めた言葉です。

まっすぐ生きるのには、とてもエネルギーがいると思います。まっすぐは「正しい」とか「立派」とかいう意味ではなくて、もっと自分の心に正直な、価値観や「信念」に近いものを思い浮かべていて…

それには、ものすごい葛藤や、自分の中の裏付けが必要だったりします。

まっすぐ生きるのは、けして楽チンではない。

私は少し理屈っぽく考えすぎる方なのかもしれませんが、ピアノを弾くのも教えるのも、やはりその都度、葛藤するし、模索するし、あらゆる思考に裏付けを求めて悩みます。

まっすぐな音(美しい音)は、ただ鍵盤をポンと叩いて出るものではなく、訓練によって、技術によって、初めて生まれるものです。

飾り気がなくシンプルに見えるものほど、その裏側には「まがりくねったもの」の裏付けがたくさん隠れている。

私は自分が勉強すること、ピアノを弾くこと、演奏することを、指導者の立場になった今でも大事に思っています。

生徒が本番前に練習に苦しむとき、舞台袖で緊張するとき、「遠い昔に経験した感覚」ではなく「今も生きている感覚」として感じていたい。生徒がレッスンでうまく弾けない時、自分の中の在庫の知識を教えるのではなくて、進行形のアイデアから教えたい。

「先生」ではなく「ピアノを弾く人の先輩」でありたい。私の場合は、それが一番自信を持って生徒たちにピアノを教えられる、自分自身の姿だと思うんです。

正直、しんどくなる時もあります。負荷も高い。やめたくなることもあります。

でも、このまがりくねってせめぎあったものが、自分の「まっすぐ」を支えているのなら、続けるべきなんだろうなぁ…。

そんなことを思いながら、また練習をがんばるのでした。


谷川俊太郎さんの詩の一部が、日ごろ感じていることとリンクしたので、思わず記事にしました。詩の本来の意味合いや作者自身の意図とは、かけ離れている可能性もありますが、どうかお許しください(^_^)

2013年9月12日木曜日

レッスン小話

小学校2年生のRちゃんとのレッスンのこと。

私「この曲みたいに、1拍目じゃない拍から始まる曲のこと、何て言うんだったか覚えてる〜?」


※正解は「アウフタクト」です。
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【アウフタクト/Auftakt(ドイツ語)】
楽曲が強拍以外の拍、つまり弱拍から始まる場合に、最初の小節線の前に現れる冒頭の一個
あるいは数個の音のこと。上拍。アウフタクトでの開始を弱起という。(Weblio辞典より)
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Rちゃん「えーっと、うーんと…」

私「ほら、あの、アから始まる〜…」

Rちゃん「ア…ア…アレクサンダー!」

私「アレクサンダー?!じゃないなぁ〜(笑)」

Rちゃん「えぇー…ア…ア…あっ!」

Rちゃん「アウトレット!!!」

…たまらず大爆笑。

私「違うけど…それはおもしろい…!」(←おなかを抱えて笑いながら)

Rちゃん「え、アウトレットって何やったっけ…」

私「垂水のマリンピア知ってる?あそこ、アウトレットって言うよ。」

Rちゃん「あっ!そっか!!!(笑)」

まさかの回答に大笑い〜
「笑点」みたいに、座ぶとん一枚あげたかったです!!


ちなみに
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【アウトレット/outlet】
1〔液体・気体などの〕出口 放水口
2〔感情などの〕はけ口
3〔商品の〕販路,はけ口; 市場,マーケット
(Weblio辞典より)
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だそうです。
勉強になりました!(^o^)

2013年9月6日金曜日

新しい手帳

2014年の手帳を買いました。
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数年前から糸井重里さん監修の「ほぼ日手帳」を気に入って使っています。

昨年は試しに小さくて薄い手帳に替えてみましたが、小さすぎたのか(使い方が悪いのか)、ビックリするくらいボロボロになってしまいました。(^^;)

ある程度厚みのあるしっかりした手帳のほうが私には良いみたいです。。。

ちなみにこの赤青白のチェックもよう、実は先日、そっくりな柄のベッドカバーを購入したところでした。好みって同じようなものに偏るんですね〜。

手帳が新しくなると新鮮な気持ちになります♪
これから演奏会シーズンに突入し何かと忙しくなりますが、気持ちを新たにがんばります。

2013年9月3日火曜日

投稿テスト

今日は大学までお世話になった恩師が講師を務められる、チェルニーの公開講座に出席するため、千里中央のヤマハへ来ています。

朝早く家を出て、早くもおなかか減ってしまったので、会場の1Fにあるカフェでドーナツとコーヒーを補給中。

最近、パソコンをゆっくり開く時間が無くブログの記事が滞りがちなので(ツイッターでは呟いているのですが)、なんとかもう少し気楽に記事を更新できないかなと思い、試しにiPhoneから投稿してみました。

レッスン以外にも、日常のちょっとしたことなどでも、もう少し頻繁に記事を書けるといいなと思います。

のろのろブログですが、これからもよろしくお願いします♪

2013年7月28日日曜日

2013.7/28 上田晴子マスタークラス講習会

今年も、上田晴子先生のマスタークラス講習会を受けてきました!

この講習会は公開レッスン形式で、数名の受講者が舞台の上で先生から通常のレッスンのように指導を受け、他の参加者はその様子を聴講して勉強する、というものです。

聴講だけに来られる(ご自分が先生にレッスンを直接受けるわけではない)方もたくさんおられます。他人のレッスンを聞くことも、とても勉強になるのです。

受講者になるためのオーディションに初めて応募したのは2年前。
幸いにも毎年合格させて頂いて、今年が3度目となりました。

今回は、プーランクの「主題と変奏」という曲でレッスンを受けました♪

先生の教えて下さる楽曲分析は、目からうろこのことばかり。
見ていた景色がずいぶん変わりました。

楽譜をじっくり向き合って、パズルのように音列の謎を解いていく。
上田先生の分析方法は、まさにそんな感じでした。

私は、感覚的にピアノを弾いてしまうところがあります。もちろん感覚(感性)というのも、音楽には無くてはならないものです。でもその感覚を裏付けるためには、理論や分析が絶対に必要なんですよね。今さらながらそのことを痛感した一日でもありました。

まだまだ勉強が足りないです。

今年も先生にレッスンをしていただいて、本当に良い刺激になりました。
また新しい気持ちでがんばれそうです!

2013年6月18日火曜日

「2013 ピアノ発表会」

「2013年 ピアノ発表会」は、無事に終了いたしました!(2013年6月16日)

今年はリハーサルが9時スタートで、準備等いろいろ大変だったかと思います。
予定通りリハーサルをスタートし、10時開演、11時半頃終演、12時前には写真撮影を終え解散する運びとなりました。

今回、初めて単独で(午前の部を借り切って)発表会をさせていただきました。
プレッシャーも多少感じつつ…
講師演奏もプログラムに入れたので、緊張(後悔?)もしつつ…
開演を迎えました。

はじめての発表会をしっかり乗り越えた生徒さん、
とびきり上手に弾いてビックリさせてくれた生徒さん、
思いがけないアクシデント(つっかえたり、音が抜けてしまったり)があっても
最後まで集中力を絶やさず良い演奏を貫いた生徒さん、
去年の発表会からの1年で、目を見張るような成長を見せてくれた生徒さん、

舞台袖で1人1人を見守りながら、とても感慨深い気持ちになりました。

舞台から帰ってくる生徒さんたちはみんな、
ホッとして、誇らしげで、開放感に満ちた、とても良いお顔をしていました。

発表会を見に来て下さっていた方から、
「どの生徒さんもすごくお行儀が良かった」
「舞台上での礼儀正しさが目立った」
「一生懸命さひたむきさが伝わる良い演奏だった」
などなど、感想をいただきました。

私が日頃、いちばん大切だと思っていることばかりなので、
とても嬉しく思っています。

誰より上手に弾いたって、驚く程の技術を見せたって、
そういうものが感じられない演奏なんて、私は、意味がないと思っています。
人生を豊かにするためにピアノを勉強しているのですから。

発表会前、厳しくレッスンする中で、迷うことも悩むこともたくさんありましたが、「間違っていなかった」と、思えた瞬間でした。私自身もまた、先生として一歩成長できたのかなと思います。

講師演奏については…
反省点だらけで記す言葉がございませんが…

集中も準備もままならない中で、クオリティ(自分が納得できるレベル)を保って演奏することの難しさ!を、痛感した舞台でした。まだまだ勉強です。

最後になりましたが、発表会を開催するにあたり、ご協力くださったスタッフの方々、生徒さんの一番近くでお支えくださったご家族の方々、本当にありがとうございました。この場をお借りしまして、厚く御礼申し上げます。

2013年5月17日金曜日

レッスン小話

ワークブックの宿題の個所を決めるのを、レッスンの冒頭にしたり、レッスン後にしたり(その日のレッスンの進捗具合によって個所を決めたり)、日によって変えています。

昨日のレッスンでのこと

先生「じゃあ、来週のワークブックの宿題は…」
生徒「どこする?」
先生「そうねぇ…(ページをめくりながら)」
生徒「後できめる?」
先生「うーん、どうしようかなぁ…」
生徒「今でしょ!」

某予備校講師の決めゼリフ…!!

流行とタイミングをバッチリ押さえた秀逸なツッコミに、大爆笑でした。
Nちゃん、やるなぁ〜。

発表会も近くなり、私自身「なんとか良い演奏をしてもらいたい」という気持ちから、平常より気が短いレッスンになりがちではあるのですが、楽しい気持ち、嬉しい気持ちも忘れないようにレッスンしようと思えたエピソードでした♪♪

2013年4月23日火曜日

体調を崩しました…

発表会の準備、今月の2つの本番の練習+伴奏合わせで遠出が続いたり、プライベートでも変化が重なってバタバタしつつも、「元気にがんばれていて良い感じ良い感じ♫」と思っていたのですが、

ついにダウンしてしまいました。

お薬と気合いで21日の本番(1時間15分にわたるプログラムで、とてもハードな舞台でした!)を乗り切りましたが、その後から体調が急激に悪化…。

昨日は、今週末の本番の伴奏合わせがあったのでなんとか力を振り絞って大阪まで行ってきましたが、今日のレッスンは5週目の来週に振り替えをお願いして、1日お休みさせていただきました。

ただの風邪(お医者さんの診断)なのですが、咳が悪化しやすい&残りやすい体質のようです。

「レッスンしながら、日常生活もちゃんと送りながら、本番の舞台で演奏する」というのは、あらためて大変なことだなと思いました。今後の課題です。

今日はしっかり休みます。
ご迷惑をおかけした生徒の皆さん、申し訳ありませんでした。

2013年3月26日火曜日

発表会準備


ほとんどの生徒さんたちが、6月の発表会の曲にすでに取り組んでいます。

今年は、当教室から約20名の生徒さんが出演します。
当初は他教室の先生と合同発表会にさせていただく予定でしたが、人数等の関係で叶わず、そのかわり、午前中の時間を当教室単独で使わせていただけることになりました。

プログラムも自由にアレンジしてOKとのことですが、なにしろ急に分かったので、生徒さんたちの練習の都合(曲数を増やして負担が大きくなりすぎても困る)もあり、残念ながらあまりにも大きなことにはチャレンジできません。ですが、可能な範囲で新しい試みも考えています。

現在ほぼ決定していることは、

①連弾(今夏、ステップやコンクールに出ない生徒+導入期の生徒)
②講師演奏

の2つです。

せっかくなので、プログラム順にも少し工夫を加えられると良いなと思っています。
いろいろと楽しみです♫

2013年3月25日月曜日

新年度へ向けて

先週あたりから、2013年度のレッスン時間について、希望調査用紙をお配りしています。空いている時間帯を可能な限りご記入いただいて、レッスンの時間割を組み直していけたらと思っています。

「次は○年生か…」と1人1人思い浮かべていくと、当教室へ通い始めた頃のことなどを思い出して、時間の経過にびっくりします。子どもたちはこうやってみるみるうちに成長してゆくんですね。すごいなぁ。1人1人の人生にこうして関わらせてもらっていることの素晴らしさ(と責任の重さ)をあらためて感じる今日この頃です。

2013年3月1日金曜日

迷い

「指(の動き)が変わると音が変わる。
 音が変わると音楽が変わる。
 だから先生は諦めずに何度でも言うよ。」

私は、手の形、指先の使い方、打鍵の仕方、について、とてもうるさく指導する先生だと思います。

声楽家の方が美しい声(音)を出すためにまず発声練習をされるように、ピアノだって、そもそもの「音」が美しくなければ「素敵な音楽」も「楽しい音楽」も作りようがないからです。

でも、毎日生徒さんたちにレッスンする中で、「煩すぎるかな」「細かぎるかな」と、悩んでしまうことがあります。最近も悩んでいました。これでいいのか、と。

そんな中、ある生徒さんにふと言ったのが、冒頭に書いた言葉です。

「あぁ、そっか。だからどうしても譲れないんだ。」と、自分で自分の言葉に納得した瞬間でした。

伝える方法はきっともっと色々あって、それは私自身も研究していかなければならないのですが、今回、自分自身の音楽の一番大切にしたい部分を再認識できたので、迷いも吹っ切れて、気持ちも新たに頑張れそうです。

2013年1月22日火曜日

変な楽譜

伴奏の練習をしている時のことです。
どうも左手が弾きにくい…というか楽譜が読めない…なぜか音が頭に入らない…なぜ…なぜ…なぜ…と疑問に思って、じーーーーっと楽譜を見つめていると、ある重大なことに気がつきました。

線が4本しかない!!
ミスプリントですね…。読みにくいはずです。

2013年1月1日火曜日

あけましておめでとうございます

旧年中はありがとうございました。
なかなか定期的に更新できていないブログ「nijiironote/にじいろのおと」ですが、これからも頑張って続けていきたいと思っています。引き続き、お付き合いください♪2013年もよろしくお願いいたします。