2011年5月19日木曜日

振替レッスン

来週5月24日は、伴奏のお仕事があります。あこがれの歌手さんと一緒に舞台に立たせていただく本番です。

この「あこがれの歌手さん」というのは、中田元子先生(小1〜高3まで師事した先生。数々の舞台を経験させて下さって、私の音楽人生の礎を築いてくださった先生)を紹介してくださった同門の先輩でもあり、スヴェトラ・プロティッチ先生(私の幼い頃からの憧れのピアニストであり、大学時代〜現在に至るまでの師匠)の日本での最初の友人にあたる方でもあります。

去年から伴奏で一緒にお勉強させて頂いているのですが、私にとっては雲の上の存在だったので、身に余る光栄というか、恐れながらというか、とにかくすごく有り難いことなのです。

私は、先生・指導者ではありますが、教えるだけでなく、やはり1人のプレイヤーとして歩んでいる(ingの) 人でありたいなぁと願っています。自分がちゃんとお手本を弾いて聴かせられる先生でいたい(プロティッチ先生のように…素晴しいお手本とはいかないですが)と思います。ですので、演奏活動にも積極的に取り組んでいます。

ただ、本来レッスン日の火曜日が本番になってしまい、この日の生徒さんたちには別の日に振替レッスンをお願いするなど、無理を聞いていただく形になってしまいました。

今日、振替レッスンで来てくれた生徒さんが「え?つぎの火曜日は?(私:次の火曜日はレッスンできないからね、今日がその代わりなんだよ)えぇーー!そんな…せんせいに会えないの…つらい…。」と言ってくれて…

レッスンを楽しみにしてくれているのに、そんな気持ちにさせて、申し訳なく思いました。いつもの曜日、いつもの時間に、いつもの生徒さんに会えないのは、私自身も寂しい。当たり前かもしれませんが、そのことにも改めて気付かせてもらった気がします。

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