2011年5月16日月曜日

ピアノのメンテナンス

5月のわりには雨がよく降り空気が湿気ています。来月にはいよいよ梅雨もやってきますし、あまり心地よくない季節になりますね。

ピアノ所有のみなさん、調律はちゃんと行っておられますか?

ピアノは木でできた大変デリケートな楽器です。日本は特に季節の移り変わりで湿度・気温ともに変化が激しいので、木の収縮による影響を大きく受けてしまいます。

音が狂ったり、鍵盤の動きが悪くなったりしたまま練習をしていると、音感やテクニックに悪い影響を及ぼすことがあります。

成長著しいお子さんの場合はなおさら気を遣っていただきたいところです。

少なくとも1年〜1年半に1回は調律を行ってください。「鍵盤が軋む」「ペダルを踏むと異音がする」などといったメカニック的な不調がある場合は、必ずそれもあわせて調律師さんにお伝えしてください。アドバイスをしてくださったり、調整をしてくださったり、色々と力になってくださるはずです。

もしも調律の技術に疑問を感じるような時には、楽器店や調律センター所属の調律師さんであれば事務局へ相談するとうまく取り計らって頂けますので、率直に感想をお伝えしてみてください。

昔は個人営業の調律師さんもたくさん居られたようですが、最近は楽器店などに所属しておられることがほとんどです。(調律師さん曰く「よっぽどの一流の人(大ピアニストの調律で世界を回っているとか)でないと、個人営業では食べていけない」のだそうな…)

でもそのぶん、一つの窓口(団体)からたくさんの調律師さんに出会えるということでもあります。大切な楽器を安心して調律師さんにお任せできると、こちらの気持ちも全然違いますよね。

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