今回はソロで「イタリア協奏曲(バッハ)」を、声楽との共演で「Convien partir(ドニゼッティ)」と「舟歌 -片戀-(團伊玖磨)」を演奏しました。
ソロ演奏 |
声楽との共演 |
歌っているのは母です。久しぶりの親子共演でした。
同じコンサートに親子で出演し、ソロと共演をする、というのは、思っていた以上に大変なことでした。練習時間の配分、緊張感の持続、本番での集中の切り替えなど、けっこういろいろと神経を使いました…。でもその中で、ソロ、伴奏とも納得できる演奏ができたのは、私にとって大きな進歩だったと思います。
本番前にプロティッチ先生のレッスンへ行った時に、先生から頂いた言葉が印象的だったので、ここに書き留めておきたいと思います。
「コンサートでの大きな成功を祈っているわ。きっと良い演奏ができるでしょう。でも私たちはそのコンサートのためだけに今日レッスンしたわけじゃないでしょう。さあ、もっと未来の話をしましょう!次は何を弾く?勉強、勉強、勉強よ。」
こう言われて、あらためて、「あぁそうか、舞台は通過点なんだ。」と思いました。もちろん舞台で良い演奏をするために練習を重ねているのですが、成功しても失敗しても、そこに留まることはできない。ただただ、高みへ歩き続けていくんです。演奏する人は。
先生から最高の励ましをいただいた気がして、勇気がモリモリ湧いてきたのでした。
コンサートには、友人や、生徒さんなど、たくさんの方が応援にかけつけて下さいました。あらためまして、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。お花や贈り物もたくさん頂いて、とてもうれしかったです。
本当に、ありがとうございました!
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