2011年2月7日月曜日

とっておき

今年になって2名の新しい生徒さんが入会してくださいました。
一緒に音楽の道を歩み、その素晴らしさを分かち合える仲間が増えて、とても嬉しいです。ありがとうございます。一緒に頑張りましょうね。

レッスンをしていていつも不思議に感じるのは、どの生徒さんに対しても「この子を、うちの教室の他の誰よりも上手にしてあげたい。そのために、私の持てる技術と知識の中でとびきりの上質なものを、とっておきの秘訣を、教えてあげよう!」と思うことです。

ですが、どの生徒さんに対しても「誰よりも」と思っているのですから、矛盾も甚だしいのです。たぶん、他の誰かが同じ事を言っていたら「なにキレイ事言ってるのさ。つじつまが合わないじゃない」くらい思ってるんじゃないかなぁ…。感情論だけではなく、そういう「理屈」も一応分かっているつもりなのですが…

それなのに、やっぱりいつもいつも大真面目にそう思っているので、自分でも不思議だなと思います。

全員に「とっておきよ」と思って教えていたけど、結果的にはみんな同じだったなんてこともあるのかもしれませんが、まぁそれはそれで良いのです。だってみんな「とっておき」なんだもの。

どの生徒さんも1人1人が特別な存在だということを、このような出来事から改めて自分自身が感じさせてもらっています。感謝なことだとつくづく思う今日この頃です。

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