佐村河内氏のゴーストライター問題については、すでに様々なメディアや専門家がありとあらゆる見解を述べていますので、記事にはしないつもりでした。
・・・ですが、「浪速のモーツァルト」ことキダタロー先生が、この話題に関してあまりにも面白いコメントを発表されていたので、ご紹介したいと思います!
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「ゴーストライターに作曲を任せたことはありますか?」という質問に対して、
青島広志氏「ありません!」
川崎絵都夫氏「ないです (怒)」
キダタロー先生の答え
「ないわ!人に書いてもらうなら作曲家やめたほうがまし!!今まで困った時もいろいろあったけど、そんな時でも人に頼んだりせーへんで…
ばれへんように誰かの作品をこっそりパクってピンチを乗り越えたんや!」
・・・これを見た時はもう大爆笑でした。清々しささえ感じるこの正直さが素晴らしい。(笑)
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音楽飽和状態の昨今。誰も作ったことのないまったく新しいメロディを生み出すのはもう不可能ですし、調性音楽に関しては、仮に自分で最初から最後まで新しく作曲したとしても、どの部分のどのメロディも、どこかで誰かが作った、すでにどこかの曲で使われた、メロディでしかありません。
それでも、作曲者の感性や苦悶によって紡ぎ出されるからこそ、聴く人は感動したり作品にオリジナリティを感じるのかなと思います。
私は渦中の彼らについてあまり知りませんし、作曲にも明るくありませんので、あれこれと言える立場にはありませんが、ひとつ、人に対しても音楽に対しても不誠実なのはイヤだなぁと、それだけは思っています。
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