2011年1月25日火曜日

「その時!」

年が明けて、体験レッスンのお問い合せをちらほら頂戴しております。数あるピアノ教室の中から当教室に関心をお持ち下さったこと、わざわざ足を運んでみようとお思いくださったことに、心から感謝いたしております。

ご縁のある・ないどちらにしても、その方がピアノに興味を持ち音楽に出会っていかれる為の何らかのお手伝いをさせて頂けたとしたら(きっかけになれたとしたら)とても嬉しいことだと思っています。

もちろん、ご一緒に音楽の道を歩いていけることになれば、もっともっと嬉しいです。


よく「なるべく早く習い始めるとしたらいつ頃が良いでしょうか?」とご質問を頂いて「早く始められるならそれに越したことはないと思います」とお答えします。

確かに早く始めれば音感が早くつきますし、早くに多くの音を覚え指を動かすことにも慣れ、色んな曲が弾けるようになり、結果、早くじょうずになる可能性があります。(練習しなければ…)

ですが人間ですので色んなケースがあって、たとえば、まだ幼くてもしっかりしていて一人でなんでもできる子もいれば、なかなかお母さんから離れられない子もいます。胆の据わっている子もいれば、なかなか踏ん張りのきかない子もいます。

幼くても順調にレッスンできるケース、幼くてレッスンに適応するのにものすごく苦労したけれどそのぶん大きく成長して結果的に良かったというようなケース、体験に来られてみたものの成長をもう少し待とうと決断するケース…などなど…

正直に申し上げると、「その時」「その人にとって」「なにが良いのか」なんて、実際の所、やってみないことには誰にもわからないという気がしています。

だからこそ、その時その時に「最良である」と選択した道を「最善の結果」に繋げられるよう「最大の努力」をしなければなりません。(それって、子どもさんの習い事だけでなく大人の人生においても同じであるのかもしれません)

前述の「早く始められるなら…云々」というのは「今がその時だと選択することができるなら」と言い換えても良いのかもしれません。

だとしたら、「今がその時だ!えいや!」と私の元に来てくださる生徒さんたちに対する私の使命は、その選択の結果起こるさまざまな出来事(良いことも悪いことも全て含めて)を、最善の結果へと導いて行くこと、生徒さんと一緒になって最大の努力をしていくこと、ということだなぁ・・・などなどと、あらためて考えている今日この頃です。

(なんだか理屈っぽい日記になってごめんなさい)

0 件のコメント:

コメントを投稿